dx-USB 復活
2010-01-30


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シンシンさんにお世話になってdx-USBの修理が完了した。修理の間、何も聴けないのは困るので手持ちのUSBオーディオ基板をいろいろと試していたが、dx-USBが帰ってきたところで比較してみた。接続は全てI2Sである。

 PCM2706基板(電池駆動)を2つ使ってクロック変更(三田電波)ありとなしで聴いてみたところ、クロック変更していないものでも十分使えるレベルだなとは思う。PCM27xxシリーズはAirMac ExpressやRSDA302Uにも使われているので実力は十分にわかっているが、こんなに安いのに大したものだ。
 しかしやはり1個3000円の水晶発振器の威力は凄い。クロック変更基板の方は情報量がグッと増えて音の広がりと奥行きが出てくる。

 dx-USB(シリコンバッテリー駆動)とPCM2706基板(クロック変更)とを聴き比べると驚くほどに差が少ない。dx-USBもクロックは変更しているが三田電波の発振器ではない。違うICだけど突き詰めてくると音は似てくるのかな?若干ではあるがdx-USBの方が横が広く奥行きも出ている。しかしほんの少しだ。CDだけを聴くのならPCM2706基板で十分。

 データの流れを整理すると
 PC〜(USB)〜dx-USB〜(I2S)〜フルデジタルアンプ〜スピーカー
ということになる。
 
 dx-USBは24/96までの対応だからハイサンプリング・ハイビットの音源を再生するには必需品だ。I2S接続でなければ他にいくらでもあるがデータを最短で送るにはこれが一番だろう。
[オーディオ]
[PCオーディオ]

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