フルレンジ 樽スピーカー
2010-12-11


 行きつけの珈琲豆屋がある。珈琲豆だけでなく道具も売っていて、珈琲豆を入れておく小さな樽のような容器が商品棚に置いてあった。純粋な樽ではなく内側に樹脂の容器が入っている。
 この形と大きさを見て、前々から考えていた事を実行に移すことにした。Fostexの8cmユニットFE83Enを使っての自作スピーカーだ。
 Yoshii9は高さがかなりあるのでユニットがリスニングポイントよりも上にある。ユニット上向きの考え方はそのままに、ユニットの高さをリスニングポイントよりも下にして、ユニットからの直接音も聴けるようにしたいと思っていたのだ。この状態だとリスニングポイントからユニットが見える高さだ。禺画像]
 青い部分はソルボセイン。ネジ止めは一切していなくてポンと置いてあるだけ。しかしソルボセインは粘着質なのでペタペタしていてガタつくこともない。樽本体とフタの接する部分にもソルボセインをはさんだ。吸音材としてサーモウールを突っ込んである。樽には穴もあけていないので密閉型だ。 

禺画像]
 イクリプスよりも音圧が高くサブウーハーのレベルを若干変えてやらないとバランスが合わない。ユニット自体はイクリプスのものよりもかなり高域が出ているようだ。直接ユニットを聴いている方に向けてはキツすぎる。このユニットは上向きに合っているのかな。

 こんなかなり適当な状態でも音は良いのだ。驚くほどだ。サブウーハーは必要だが音場の高さ、奥行き、幅とも申し分ない。当然といえば当然だが特に高さの出方が素晴らしい。

 サブタイトルは引っ込めるしかなさそう。



[オーディオ]

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